ファッションデザイナーが教える「お気に入り」を長く着回すケア方法 – Lallia Mù

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ファッションデザイナーが教える「お気に入り」を長く着回すケア方法

 

皆様、こんにちは。


本日はラリア女子からご質問の多い「Lallia Mùの商品のお取り扱い方法」についてご紹介致します♩


女性らしさを演出するデザインを落とし込む為の素材選び、

着ると自信が湧いてくる様なシルエットを実現する為の立体裁断という技法、

Lallia Mùでは、ひとつひとつの作業にこだわりをもって商品作りを行っています。


その為、異素材を掛け合わせた物や繊細な生地が使用される事もあります。


そのような理由から、


「デザインは可愛いけど、お洗濯に困る・・」

「異素材を掛け合わせたものを長く着る為にはどうすればいいのだろう?」

「夏場は特に汗をかくから、汚しちゃいそうだな・・」


こんな悩みをもたれる方も多いのではないでしょうか?


そんな悩みを少しでも解決し、

「お気に入り」を大切に、そして長くご着用頂く為のおすすめのケア方法を

Lallia Mùのデザイナーに聞いてみました!


今回はその中でも、今夏のLallia Mùの商品に使用される事の多い


プリーツ / レーヨン/  異素材モノ


こちらについてまとめました♩


勿論、Lallia Mù以外の商品にも使える知識なので、

お洗濯に困ってる全ての方へ必見の内容です。


      1.品と知性の象徴「プリーツ」のお手入れ方法



Lallia Mùにとってのプリーツとは?


プリーツとは、連続して繰り返し続く襞(英語でいうとpleatの複数形)の事で、

歩く度に揺れる様子や立体的なシルエットが、ファッションに奥行きや動きをもたらしてくれます。


張り感のある素材や固い素材と掛け合わせる事で、フェミニンな一面をプラスしてくれる事もあり、

カジュアルとフェミニンのイイトコ取りを実現してくれる折り目です。


また、その凹凸のあるシルエットから、体のラインを目立たせずに女性を綺麗に見せてくれるので、

Lallia Mùでは、「プリーツ=自信をくれるモノ」と考えております。



プリーツの洗濯が難しい理由


洗濯による型崩れ

濡れたまま放置する事でプリーツが取れる

以上が主な理由です。


もちろん、素材によっては洗濯可能なものもありますが、

あくまでもプリーツは「折り目」という加工。

洗濯による摩擦でプリーツが擦れてしまうと型を保ちにくくなり、

さらに水に濡れたまま放置してしまうと、その状態の型がついてしまう事は避けられません!


プリーツを長持ちさせる為には、どうやってお手入れをすればいいの・・?

Lallia Mùのデザイナーがお答えします!

 

 


 

 

デザイナーが教えるケア方法!

【長く着用する為の注意点:プリーツを守る】

・2,3度着用したらアイロンでプリーツを整えてあげましょう。

これだけでプリーツの持ちが全然違います!

しっかりと折り目に沿って丁寧にアイロンで型をつけましょう。

・水に濡れると形状変化を起こしやすいので、濡れた状態で何もせず放置するのはNG。


【洗濯方法(水洗い可の物のみ):脱水時間をとにかく短く!】


①ネットに入れる

②ドライorデリケートコースで洗う

⚠生地が傷みやすいので、5〜10秒で脱水⚠︎

④乾いたタオルでプリーツに沿って、押しながら水気を取る

ここでプリーツの型を整えながら、ある程度水気を落としてあげると、⑤で型崩れを起こしにくくなります!

⑤形を整えてから、釣りぼし(スカートは筒状だと尚良し)


【アイロン方法:プリーツのキープを意識して】

・ハンガーにかけた状態で、プリーツに沿ってピンを止めて、スチームアイロンを当てる

アイロンの先端部分を使用すると細かな部分にもしっかりと折り目をつけられるのでおすすめ♩

・シワが取れたら自然乾燥



定番のシャツを初めとし、カテゴリに関係なく、

女性らしく自信が持てるようなシルエットをつくってくれるプリーツは、

Lallia Mùにとって欠かせないもの。

大切に扱ってください♩



【プリーツ素材】

 

 


           2.とろみで魅せる「レーヨン」



Lallia Mùにとってのレーヨンとは?


絹に似て程よく光沢感があり、品を感じるドレープ性を持つ素材の為、

女性らしく柔らかな印象を演出してくれる優れモノ。

(フランス語では、「光るもの」という意味合いを持つほどの光沢感)


何より、これからの時期に嬉しい接触冷感(触るとひんやりと感じる生地)に優れており、

夏場には欠かせない素材です。


そんなレーヨンはLallia Mùにとって、

「品と知性を感じさせてくれて、尚且つ清涼感もある贅沢な素材」



レーヨンが洗濯不可の理由

水や摩擦に非常に弱く、生地が傷みやすい

水ジミになりやすい

縮んでしまう

以上が主な理由です。


元々絹に似た性質を持っており、

その繊細さから他の素材に比べて強度は弱く、かなりデリケートな一面を持つレーヨン。

原料が木材パルプの為、水に弱く繊維同士が引っ張られて縮みやすいのです。

また、耐久性に劣る素材の為、摩擦が生じると生地のダメージや型崩れに繋がってしまいます・・!



そんな繊細すぎる素材、お手入れできるかな・・・

そんな悩みの解決方法をLallia Mùのデザイナーがお答えします!

 

 

 

デザイナーが教えるケア方法

【長く着用する為の注意点:衣類用スプレーorタオルのみでOK!】

・お家でのケアは基本的に衣類用スプレーのみでOK

・もし汚れてしまったら、乾いたタオル(水洗い可能な物は濡れたタオルでも可)で、

優しく叩いて落としてあげましょう

摩擦に弱いので、擦るのはNG

・吸湿性には優れているのですが、一定数の飽和状態になると乾きづらくなってしまうので、

雨天時の着用は避けましょう

・基本的にはドライクリーニング推奨!


【アイロン方法:当て布と低温!】

・取り扱い表示の確認を怠らない

生地がしっかり乾いていることを確認する

・蒸気に当てると生地が劣化するため、スチームなしの当て布を使用して低温で当てる


【保管方法:とにかく湿気から避ける】

・湿気も水に弱いレーヨンには大敵!除湿剤があると安心

・収納ケースや引き出しには、湿気が籠らないように乾燥剤必須

・クリーニング後は、ビニールを外して陰干し(色褪せ防止)してクローゼットへ!



Lallia Mùでは、水に濡れても「縮まないレーヨン素材」の使用や、素材の混率を計算して、

レーヨン素材を使用しているものでも扱いやすい商品もございます!

商品のお取り扱いタグを確認してから、ケアを行ってくださいね♩


【レーヨン使用商品】

 

 




      3.このひと手間に込められた「カワイイ」



Lallia Mùにとっての異素材の掛け合わせとは?

Lallia Mùといえば、異素材の掛け合わせと言っても過言ではありません。

他にはないような「特別感」を演出し、

一つの商品に色々な表情を与えてくれる特別なデザインこそ、異素材の醍醐味です。


違う素材を掛け合わせて新しい物が生まれる、

そこに秘められた可能性は無限大。


Lallia Mùにとって異素材の掛け合わせとは、

「多様なライフスタイルを送る女性にこそ着てほしいもの」


異素材の掛け合わせが洗濯が難しい理由

異なる素材で合わせているため、使用している一箇所の素材が洗濯不可の場合が多い

固い生地と柔らかい生地の組み合わせだと、必然的に生地の強度に差が出る

以上が主な理由です。


商品そのものが洗濯不可というよりは、

それぞれ異なる性質を持つ素材同士の掛け合わせな為、洗濯方法や取り扱いも異なり、

取扱注意に関しては、強度が弱い素材の方に寄ってしまうのです。


そんな複雑な商品、長く着れるかな・・?

特別なアイテムだからこそ、大切に長く着てほしい、

そんな想いを込めて、Lallia Mùのデザイナーがお答えします!

 

 



デザイナーが教えるケア方法!

【長く着用する為の注意点:汚れやシミ抜きは部分的に行う!】

・洗える素材の箇所(綿やポリエステル等)を手洗いで部分洗いしましょう。

バスタオルなどで洗濯不可の箇所を覆ってあげると、部分荒いがスムーズにしやすくなりますよ

・干す時は数日間日陰干しをしてあげると、菌が落ちやすいのでおすすめです♩


Lallia Mùでは、異素材の掛け合わせや装飾にもしっかりこだわって商品を作っているため、

洗濯不可な物もありますが、洗濯不可なフードやお袖などは取り外し可能にしている物もあるため、

とってあげるとお洗濯できる作りになっている商品もあります!

是非お試しください♩



【異素材アイテム】

 

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

 

お洗濯不可なものは以上の方法で、

お洗濯可能なものでもきちんとネットに入れて洗う等、

ほんの少しの手間が、大切な「お気に入り」を長く着るためのポイントです。

 

“大切に扱う”

 

お洋服に対するこの想いは、モノ作りにおいても着用においても同じですね。

今後とも、Lallia Mùで是非こだわりのあるファッションを楽しんで下さい。

 

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

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